放射性炭素年代測定のご案内
 放射性炭素(14C)は、ベータ線(β-線)を放出する放射性核種です。14Cは,地球にふりそそぐ二次宇宙線と大気中の窒素が反応することにより、環境中で常に生成されています。この14Cが大気中の酸素と結合することにより生成される14CO2は、植物の光合成により有機物に変換・蓄積された後、食物連鎖により動植物に広く分布することになります。そのため,陸上で生育していた動植物中の14C濃度は、大気中の14C濃度をおおよそ反映していると考えられています。しかし、植物は死滅すると光合成による14CO2の取り込みを止め、また動物は餌を摂取しなくなるため、それらに含まれる14C濃度は半減期にしたがって減少することになります。この14Cの半減期を利用した年代測定法が、14C年代測定法です。
 当協会では、加速器質量分析(AMS)法による14C年代測定業務を行っています。お気軽にご用命くださいますようご案内申し上げます。
最新型コンパクトAMS装置
本測定は、米国ジョージア大学同位体研究センターの技術指導と協力のもとで実施しています。
分析法
分析法
推奨炭素量
測定試料調製
測定装置
AMS法
5mg-C
グラファイトターゲット調製 ペレトロン型加速器質量分析装置
(NEC社製 1.5SDH-1)
分析料金(税込価格)
分析法
試料の種類
試料量
納 期
分析料金/1試料
AMS法
木片・木炭・貝殻
30g以下
約3ヶ月
(基本料金)
\81,900
約1.5ヶ月
(特急料金)
\105,000
堆積物・土壌
300g以下
上記と同じ
上記と同じ
水試料
3L以上
上記と同じ
上記料金に\10,500プラス
分析結果について
 報告書には、放射性炭素年代、放射性炭素δ13C補正年代およびδ13C値を記載いたします。
 また、試料によりINTCAL98による較正暦年代を参考資料として添付いたします。

試料送付の際の注意事項
 (1) 年代測定の目的を明確にして、試料選定と採取を行って下さい。
 (2) 試料採取後は、現代炭素(脱脂綿、ゴミ、カビなど)の混入に十分注意して下さい。
 (3) 試料はアルミホイルに包んだ後、チャック付きビニール袋に入れた状態で送付して下さい。
 (4) 各試料には、試料名を明記して下さい。
 (5) 試料カード(こちらからFAXします)を作成し、試料とともに送付またはFAX下さい。
 (6) 送付先:(財)九州環境管理協会 調査分析部

お問い合わせ先
財団法人 九州環境管理協会
 〒813-0004
 福岡市東区松香台1-10-1  

測定・分析関係:調査分析部 調査1グループ 辻、玉利
料金・見積関係:総務部 渉外課      松田
 TEL 092-662-0410 FAX 092-662-0411
 TEL 092-662-0964 FAX092-662-0990(調査分析部)
 e-mail: syougai@keea.or.jp

平成21年6月

設備、従事者について(調査分析部門)

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